尿路感染症(腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎、尿道炎、精巣上体炎など)は、尿路(腎臓、尿管、膀胱といったおしっこが流れる通り道)、その周囲の炎症です。おしっこに血が混ざる(血尿)、排尿時に痛みが出る、熱が出る、腰が痛む等の症状が出ます。通常、抗菌薬で治療できますが、尿が停滞しやすい状態となっている等、他の原因がある場合には繰り返すこともあり、詳しい検査が必要となります。
前立腺は膀胱の出口にあり、精液の一部をつくる男性だけの臓器です。年齢とともに大きくなるといわれており、排尿困難感、残尿感、頻尿、夜間頻尿等の症状を引き起こします。お薬で症状の改善を目指しますが、手術が必要となることもあり、適切な時期に手術をすすめ、適切な医療機関をご紹介させていただきます。
くしゃみ、階段の上り下りのときにおしっこが漏れる、ふとしたときに尿が漏れる等の症状をいいます。原因を調べたうえで、運動療法、お薬による治療、干渉低周波による治療などを行います。なかなか相談しにくい内容ですが、治療による改善が期待できますので、お気軽にご相談ください。
急にトイレに行きたくなり、おしっこがもれそうになるのが主な症状です。尿失禁と同様、原因を調べたうえで、運動療法、お薬による治療、干渉低周波による治療などを行います。過活動膀胱かも?と思われたときには、お気軽にご相談ください。
腎結石・尿管結石・膀胱結石など、結石のある部位により、病名が変わります。血尿、排尿の異常、腰背部痛、発熱の原因となることがあります。多くの結石は自然排石が期待できますが、手術が必要となる結石もあります。また、結石が原因で高熱が出ていることもあり、その際には緊急の対応が必要となることもあります。手術、緊急の対応が必要となる際には、相談の上、適切な医療機関へご紹介させていただきます。
一度経験された方は、その後の再発率も高く、定期的にチェックすることをおすすめします。
腎がん、腎盂尿管がん、膀胱癌、前立腺癌、精巣がん、陰茎がん など。
尿路のがんでは血尿(おしっこに血が混ざること)が発見原因となることがあります。一度きりの血尿だからと様子を見ずに相談していただくことをおすすめします。腎がんは早期発見が難しく、健康診断で超音波検査を受けられることをおすすめします。当院でも超音波検査でチェックいたします。
精巣、陰茎の癌は、局所が腫れることで見つかることが多いのですが、相談しにくい部位であるため、病期がすすんだ状態で受診されことも多くあります。はずかしがらずに受診してください。
前立腺がんは、健康診断等でのPSA(前立腺特異抗原、採血でわかります)検査が普及し、多く早期発見されるようになっています。50歳を超えたら、一度検査を受けられることをおすすめします。PSAが基準値を超えていても、ほかの原因で上昇していることもありますので、ご相談ください。
がんは早期発見、早期治療が、からだ・こころの負担も少なく済みます。気になる症状がある場合はお気軽にご相談ください。
無精子症、乏精子症、射精障害、性交障害など不妊症の半分が男性側に要因があるといわれています。精液検査、ホルモン検査等を行ったうえで、適切な治療につき相談いたします。精神的なことがかかわっていることもあり、丁寧に話をうかがったうえで必要あれば、お薬での治療もおこないます。
男性ホルモンの減少による種々の症状(無気力、不安感、健康感の減少)
男性更年期障害は、女性の更年期障害ほどはっきりとした症状の出現がなく、わかりにくいといわれています。男性も加齢に伴い男性ホルモンが減少していきますが、女性のように急激な変化ではなく徐々に低下していきます。そのため、なんとなくやる気が出ない、日によって体調が違うような気がするなどの症状となります。採血で男性ホルモンをチェックし、必要あれば男性ホルモンを補充することで症状が軽減することがあります。
睡眠中、無意識に排尿してしまうことをいいます。多くは自然に軽快していくので、お薬での治療は必要ないことが多いのですが、ホルモンでの調節がうまくいっていない場合にはお薬での治療をおこないます。
陰嚢内に精巣が降りてきていない状態をいいます。緊張が緩んでいるとき、お風呂に入っているときには陰嚢内にあるが、それ以外では陰嚢内にはない遊走精巣といったものもあります。放置すると、精巣の成長障害、将来の発がんにつながることもありますので、おかしいなと思われたら、一度ご相談ください。
包茎 こどもの包茎は異常ではありません。赤くはれて痛みを伴うような場合には治療が必要ですが、基本的には気にしなくていいものです。無理に包皮を反転させてかんとん包茎(包皮が戻らず、包皮がむくんではれてくる)となった場合には、整復が必要ですので、受診してください。
精巣、精巣につながる血管の周囲に水がたまった状態です。こどもの場合は自然に治ることも多く、経過観察することがほとんどです。お子さんが気にされるような年齢まで治らなければ手術を相談し、手術していただける施設を紹介させていただきます。まれにソケイヘルニア(脱腸)を合併していることがあり、このときには早期の手術をすすめさせていただきます。
勃起障害です。生活習慣病が関わっていることが多く、高血圧、糖尿病などのある方は専門医と相談のうえ、治療を行います。
おもに自費診療となり、当院では以下の料金とさせていただいています。
初診料 | 3,500円 |
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再診料 | 2,000円 |
バイアグラ50mg | 1,500円 |
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シアリス 10mg | 2,200円 |
シアリス 20mg | 2,700円 |
※お薬の処方には別途、処方料(610円)かかります。
診察室で医師がお薬を直接お渡しします。
なお、お薬を服用したことがない初診の患者さんは、当日お薬をお渡しできないことがありますのでご了承下さい。
こんどう泌尿器科クリニック
〒655-0047 神戸市垂水区東舞子町10-1 ティオ舞子6F
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